韓国、オミクロン変異株感染の疑い4人

30日現在、韓国で新型コロナ「オミクロン変異株」感染と疑われる感染者は計4人だ。

韓国政府は、ナイジェリアを訪問したインチョン（仁川）在住の夫婦が、新型コロナウイルス感染の新たな変異である「オミクロン」感染と疑われ、変異確認のための検査を進めている、とこの日説明した。検査結果は、明日（12月1日）夕方以降に出るものと政府側は見通した。

疾病管理庁によると、今月14日から23日までナイジェリアを訪問し、新型コロナに感染した仁川に住む夫婦は、オミクロン変異株感染と疑われている。 40代のこの夫婦は、先月28日、モデルナワクチン接種後、ナイジェリアを訪問し、帰国後の今月25日の検査結果で、新型コロナ陽性判定を受けた。

感染確認後、濃厚接触者追跡の過程で、知人1人と同居家族1人が、追加で感染が確認された。この日午前、追加感染者である知人に対する変異PCR検査で、オミクロン変異が疑われた。

疾病庁は、夫婦と知人3人に対するゲノム分析を進行中だ。40代男性であるこの知人は、夫婦が空港から自宅までの移動を手伝ったと調査で確認された。同居家族は2人のうち1人が追加で感染が確認された。政府は、この夫婦と同じ航空機搭乗者を追跡管理している。

一方、政府はこの日、オミクロン変異関連緊急会議を開き、オミクロン変異株の国内流入遮断および対応方案を先制的に議論するため、タスクフォース（TF）を構成することにした。