韓国大統領府の徐薫 国家安保室長(画像提供:wowkorea)
韓国大統領府の徐薫 国家安保室長(画像提供:wowkorea)
韓国大統領府 (青瓦台)のソ・フン(徐薫)国家安保室長は中国を訪問し、「終戦宣言」について話し合うことがわかった。

きょう(30日)外交消息筋によると、ソ室長は今週中に中国を訪問し、終戦宣言を話し合うものとみられる。駐韓中国大使は最近「終戦宣言は、中国と協議する必要がある」という見解を明らかにしている。

韓国政府の高位関係者は、韓国の新聞社“ヘラルド経済”とのインタビューで「ソ室長は終戦宣言に対する論議だけでなく、北朝鮮が対話に参加するよう中国からの説得を要請するものとみられる」と語った。また「習近平中国国家主席の訪韓」も提案するものとみられる。韓国政府はこのような内容を近いうちに発表することが伝えられた。

邢海明(シン・ハイミン) 駐韓中国大使は去る22日、韓国のニュース番組に出演し終戦宣言について「中国と相談することが正しい」とし「中国は(朝鮮戦争の)停戦協定の署名国だ」と語っている。

韓国政府は「来年2月の北京冬季オリンピックで終戦を宣言する」という構想を抱いていたが、ジョー・バイデン米大統領が「北京オリンピックの外交的ボイコットを検討している」と明らかにしたことで、状況は一変した。

韓国統一部の当局者は「終戦宣言が行なわれるとすれば、北京オリンピックの前に実現する可能性がある」と語った。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96