ソウル市教育監「全面登校の初週、ソウルの学生1090人が感染…学校防疫を強化」(画像提供:wowkorea)
ソウル市教育監「全面登校の初週、ソウルの学生1090人が感染…学校防疫を強化」(画像提供:wowkorea)
全面登校が施行された初週、学生の感染者は1090人発生し、前週より小幅に増加したことがわかった。

ソウル市のチョ・ヒヨン教育監(教育庁の長)は30日午前、ソウルの教育庁で新型コロナウイルス定例会見を開き、ソウルの学生の感染者現況をこのように発表した。

22日から28日までに管内の幼稚園・小中高等学校の学生1090人が新型コロナウイルスに感染した。これは全面登校を開始する直前の1週間の1018人より95人増えた数値だ。累積感染者は1万2764人と集計された。

学校級別では、小学生の感染者が547人で最も多く、中学生319人、高校生146人、幼稚園児53人、その他7人だった。

家族間の感染が426人で36.0%を占め、感染経路不明395人(33.3%)、校外感染141人(11.9%)、校内感染223人(18.8%)の順だった。

同期間の教職員の感染者は95人だった。累積感染者は1139人に増えた。

29日基準でソウル市内の小中高等学校の登校学生数は71万3436人で登校率は86.5%と集計された。過大・過密学校203校中では147校が全面登校を施行している。56校は密接度を調整して登校している。過大・過密学校は学生・保護者・教員の意見を集め、小学3~6年生は4分の3以上、中学・高校は3分の2以上の登校が可能だ。

チョ教育監は、「安全な全面登校のため、年末まで教育施設の移動検体チームの先制検査(PCR)を運営する」とし、「PCバン(ネットカフェ)やカラオケ、スタディーカフェなど学生がよく利用する学校外の学生利用施設の現場点検も集中実施する」と話している。
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