外国人や20代の麻薬事犯が横行「SNS・暗号資産の麻薬取引集中取り締まり」=韓国(画像提供:wowkorea)
外国人や20代の麻薬事犯が横行「SNS・暗号資産の麻薬取引集中取り締まり」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国政府が最近、外国人や10代20代を中心に急増している麻薬類不法密輸・流通に対して、集中的に取り締まりに乗り出す。

 政府は29日、政府ソウル庁舎で「麻薬類対策協議会」を開き、今年の麻薬類管理成果を点検し、2022年麻薬類管理総合対策を発表した。

 この日議論された総合対策には外国人を通した麻薬類不法密輸・流通行為とインターネット・SNSと、暗号資産を利用した麻薬類取引を集中的に操作するという内容が盛り込まれた。

 去る9月基準、摘発された外国人による麻薬事犯は1621人で、前年同期1195人比べ35.6%増えた。国籍別ではタイ(632人)、中国(346人)、ベトナム(199人)の順だった。

 このため政府は、ぐ犯国家発の郵便・特送・海上貨物を集中的に検査し、国際旅客船・外航船などを利用した麻薬類密搬入と海水産業に従事する韓国人・外国人の漁船内の麻薬類投薬など、船舶を利用した密搬入も集中的に取り締まる。国内外のポータルなど61の事業者と協力して麻薬類流通不法サイトを速やかに削除・遮断することにした。

 また、最近10~20代の麻薬事犯が増加している中、学校内の麻薬類予防教育を強化し、脆弱階層を対象に差別化した特化教育を行うという内容も盛り込まれた。


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