中国「新型コロナ治療薬」条件付承認申請、早ければ12月発売か=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国「新型コロナ治療薬」条件付承認申請、早ければ12月発売か=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国が、早ければ来月にも、自国で開発した新型コロナ治療剤を発売するとみられる。

24日、中国メディア澎湃(ほうはい)によると、中国では現在、9種に及ぶ新型コロナ治療薬を開発している。これらの治療剤は、ウイルス複製の抑制、ウイルスの細胞侵入遮断、ヒト免疫系の調整など、3つの方式を適用した。

現在、中国内で開発速度が最も速い治療剤は、清華大学、深セン市第三人民病院、騰盛博薬生物科技が共同開発した治療薬「BRII-196」と「BRII-198」である。早ければ12月末、中国で条件付き発売承認を受けると予想される。

この治療薬は、6カ国111機関で837人の患者を対象におこなわれた臨床試験で、安定性と治療効果を実証したことが分かった。入院や死亡リスクを78%減らしたと、中国メディアは伝えた。

また、河南師範大学が開発した治療薬「阿玆夫・Azvudine」も第3相臨床試験に入った。これも12月の条件付き承認を推進している。

このほか、北京大学研究チームは、変異株に対抗できる新型コロナ治療剤「DXP-604」を開発している。研究チームは、患者の呼吸器症状や味覚喪失など、新型コロナの症状も、治療剤服用後に好転したと強調した。

一方海外では、ファイザーが16日、米国食品医薬品局(FDA)に、カプセル形態の新型コロナ治療剤に対する緊急使用承認を申請した。米メルク社製の新型コロナ経口治療薬「モルヌピラビル」はイギリスで4日、世界初の使用承認を受けた。

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