キム・ブギョム(金富謙)首相は24日に主宰した中央災難安全対策本部会議で、「現在の防疫状況は非常に深刻だ」とし、「首都圏はいつでも非常計画の発動を検討すべき切迫した状況」と懸念した。
中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は国内発生4088人、海外流入28人の4116人だった。昨年1月に新型コロナウイルス感染者が発生して以来、初めて4000人台の感染者が発生したことになる。
入院中の重症者も前日比37人増加した586人を記録し、23日(549人)の過去最多値を1日で更新した。死亡者も段階的な日常回復へ転換して以降、これまでで最も多い35人を記録した。
新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、同日午前0時基準で新たな追加接種者は13万6670人と明らかにした。累積追加接種完了者は210万2455人となった。
これまでは新規感染者の場合、首都圏の発生率が80%前後を記録し、首都圏に集中する状況が続いていた。
しかし23日にチュンナム(忠南)・チョンアン(天安)市の宗教施設を基盤に共同生活を送る村で新型コロナウイルスの集団感染が発生した。現在までこの村だけで232人の感染者が発生している。
忠南地域の感染者急増により、非首都圏地域の感染者は963人と感染者全体の23.6%を占めた。
金首相は同日の対策本部会議で、「首都圏だけをみれば、いつでも非常計画の発動を検討すべき切迫した状況」と指摘した。
中央事故収集本部によると、病床を確保できずに自宅で待機している感染者は同日午前0時基準で778人だ。病床待機者は小幅に減少したものの、4日以上待機している感染者は136人で、きのう(122人)より14人増えた。
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