30日(現地時間)、ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、3Mとアクサルタコーティングシステムズ、コーニングなど産業財企業が売上に苦しんでいると報じた。
これら企業の主な顧客企業は自動車や洗濯機メーカーなどだが、半導体不足により注文が減ったためだ。
半導体不足の余波は産業用やすりを作る3Mにも打撃を与えた。3Mやすりは金属表面を滑らかにし、スマートフォン液晶など電子製品のディスプレイ装置の表面を整えるのに使われるが、自動車やスマートフォンメーカーが半導体不足により生産が減ったためだ。
ガラスメーカーも売上が減った。コーニングは、半導体不足の影響で第3四半期の売上が4000万ドル(約45億6000万円)減少したと明らかにした。
TV販売量が前年比10%減少したため、コーニングの売上も減少した。半導体が不足し自動車生産が減った点も、ガラス需要の減少に影響を及ぼしている。
米連邦準備制度理事会によると、昨年9月に1080万台に達した米国の自動車生産量は、ことし9月は780万台と前年に比べ300万台ほど減った。
メーカーにサービスを提供する企業も影響を受けている。鉄道会社であるユニオン・パシフィック鉄道も半導体供給の余波を避けられなかった。特にユニオン・パシフィック鉄道は、第3四半期の自動車および自動車部品メーカーを相手に注文量が18%減少したと明らかにした。
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