韓国では11月から「段階的日常回復」が施行される中、韓国内の航空社たちも国際線運航を拡大する(画像提供:wowkorea)
韓国では11月から「段階的日常回復」が施行される中、韓国内の航空社たちも国際線運航を拡大する(画像提供:wowkorea)
韓国では来月(11月)から「段階的日常回復(ウィズコロナ)」が施行される中、韓国内の航空社たちも国際線運航を拡大する。新型コロナウイルス感染症事態の影響により急減した国際線旅客数も、少しずつ増えるという期待が高まっている。

韓国航空業界によると、11月から米ハワイ、オーストラリア・シドニー、ニュージーランド・オークランドへの定期便運航が再開される予定である。

大韓航空は来月3日から、インチョン(仁川)-ホノルル路線を週3日の日程で運航する。これは定期便1回、不定期便2回である。また、これまで不定期便であった仁川-シドニー・オークランド路線は週1回の定期便を運航する。週1回運航していた仁川-グアム路線はすでに今月から週2回に拡大されている。

アシアナ航空は週3回運航していた仁川-タイ・バンコク路線を、来月から毎日の運航に拡大する。また国家間による「トラベルバブル(旅行安全圏域)」が締結されているシンガポール路線も増便されることになっている。

一方LCC(低費用航空社)も、東南アジアを中心に国際線の運航拡大に積極的に乗り出す。

チェジュ航空は来月5日から、仁川-タイ・チェンマイ路線にゴルフ観光目的の専用機を運航させる。

エアソウルは12月23日から仁川-グアム路線を週2回の日程で再運航し、サイパン路線の運航も検討している。

ティーウェイ航空とジンエアーは11月の運航計画を確定していないが「今後の旅客需要などを検討して、国際線の再運航を積極的に推進する方針だ」と明らかにしている。

航空業界の関係者は「ワクチン接種率の上昇およびウィズコロナの基調により、入国時の隔離免除が可能なリゾートを中心に需要が増加する流れだ」とし「来年初めウィズコロナが本格化すれば、国際線が一層増えるだろう」と語った。

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