盧泰愚氏(資料写真)=(聯合ニュース)
盧泰愚氏(資料写真)=(聯合ニュース)
◇盧泰愚元大統領の遺言公開「私の過ちに対し許しを請う」 26日に死去した盧泰愚(ノ・テウ)元大統領が生前に残した遺言が公開された。遺族によると、盧氏は「自分なりに最善の努力を尽くしたが、至らなかった点や私の過ちに対して深い許しを請う」と述べた。また、「与えられた運命を謙虚に受け入れ、偉大なる韓国と国民のために奉仕することができて本当にありがたく、光栄だった」と語ったという。◇消費心理が2カ月連続改善 「ウィズコロナ」へ期待高まる 新型コロナウイルスの防疫体制が「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」に転換されることに対する期待感が高まる中、消費心理が2カ月連続で改善したことが分かった。韓国銀行(中央銀行)が27日に発表した10月の消費者動向調査の結果によると、経済状況に対する消費者の心理を総合的に示す消費者心理指数(CCSI)は106.8で、前月から3ポイント上昇した。指数は7月(103.2)と8月(102.5)に2カ月連続下落したが、先月(103.8)は反発した。韓国銀行の関係者は「新型コロナワクチンの接種率が(防疫当局の)目標値に届き、日常回復に対する期待が高まった」と説明した。◇米大統領補佐官 終戦宣言に慎重か サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は26日(米現地時間)の記者会見で、朝鮮戦争の終戦宣言について、韓国と協力しているとしながらも「われわれはそれぞれの措置のための正確な順番、時期、条件に関して多少違う観点を持っているかもしれない」との認識を示した。サリバン氏の発言は膠着(こうちゃく)状態にある非核化を巡る北朝鮮との対話再開のため、北朝鮮を対話の場に引き出すことが必要だが、具体的な措置を巡っては韓米の間で意見の差があり得ることを示すものとみられる。韓国が積極的に推進している終戦宣言に慎重な姿勢を示したとの見方もできる。◇曇りから次第に晴れへ 各地でPM濃度上昇 27日は全国的に雲が多いが、午前中から次第に晴れ間が戻ると予想される。京畿道南部と江原道中南部、忠清南道北部の内陸では朝まで雨が降るところがある。忠清北道北部と全羅南道の海岸部でも雨がぱらつきそうだ。最高気温は17~23度の予報。粒子状物質(PM)の濃度は京畿道南部、世宗市、忠清北道、全羅北道、大邱市では「悪い(高い)」、その他の地域は「普通」レベルとなる見通しだ。
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