ショートトラック韓国代表シム・ソクヒのメールは誰が流出したのか…警察、チョ・ジェボム元コーチの姉の自宅を家宅捜索＝韓国

韓国の警察がショートトラック韓国代表のシム・ソクヒ選手とAコーチが同僚選手たちに関して交わした暴言メールの流出状況を把握するため、チョ・ジェボム元コーチの家族の自宅を家宅捜索した。

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　京畿南部警察庁は去る22日、キョンギド（京畿道）ナミャンジュシ（南楊州市）のチョ元コーチの姉の自宅を家宅捜索し、ノートパソコンやUSBメモリーなどを確保したと発表した。

　警察の関係者は「この件について告訴・告発があったわけではないが、シム・ソクヒへの名誉毀損（きそん）疑惑について自主的に捜査に着手した」と明らかにした。続けて「テキストメッセージの内容が流出・報道された経緯を把握する過程でチョ元コーチの姉夫婦の自宅のIPを特定し家宅捜索したもの」と説明した。

　これを前に、暴言メール関連の疑惑はシム・ソクヒに3年間、性犯罪を犯した容疑で裁判にかけられたチョ元コーチ側が法廷に提出していた「弁護人意見書」がメディアに公開されたことで浮上した。

　公開された弁護人の意見書によると、シム・ソクヒとAコーチは2018年の平昌冬季五輪当時、ショートメッセージで韓国代表の同僚に向けた暴言が含まれた内容をやり取りしていた。

　この過程でシム・ソクヒの故意衝突や盗聴を試みたという疑惑が提起され、波紋を呼んだ。

　これと関連し、スポーツ市民団体の体育市民連帯は20日、声明書を発表し、チョ元コーチと一部マスコミに2次加害を中断するよう促した。