18日(現地時間)ロイター通信などによると、米国のロバート・ウッド軍縮大使はジュネーブで開かれた記者会見で「米当局は、中国の極超音速ミサイル使用の可能性について懸念している」と伝えた。
メディアは「今月16日に中国・北京で極超音速ミサイルが発射された」という内容を伝えた。この報道によると、ことし8月に発射されたミサイルは低軌道で地球をまわり、目標物にはぎりぎりで外れた。
ウッド大使はこの日「我々はこのような技術をどのように防ぐべきかわからない」とし「中国とロシアにとっても同じであろう」と語った。
しかし中国当局は、これら報道を全面的に否定した。中国外務省の報道官は同日の定例会見で「報道された試験発射は、宇宙船の発射費用を減らす技術に対する試験であった」とし「人間が平和の目的で宇宙を活用できる方法を提供するためのものだった」と釈明した。
ある米国当局の関係者は「中国がどのようにして極超音速ミサイルを発射したのかわからない」とし「中国の技術発展に、米国の情報機関は驚愕(きょうがく)している」と説明した。
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