香港の学校、来年から毎週「中国国旗」掲揚…”中国化”が加速(画像提供:wowkorea)
香港の学校、来年から毎週「中国国旗」掲揚…”中国化”が加速(画像提供:wowkorea)
香港が来年からすべての学校で中国の国旗「五星紅旗」を掲揚し、中国国旗に対する教育を進めることになった。香港で中国式の「愛国主義教育」が強化されることを意味する。

 中国の国営メディア「新華社」は先ごろ、香港の教育当局が香港全域の小中高校にこのような内容を盛り込んだ通知を送付したと報じた。

 通知によると、香港は「五星紅旗」と国章に対する教育を小中高校過程に含めさせ、五星紅旗と香港特区の「香港の旗」を掲揚することに決定した。

 2022年1月1日からは各学校で毎授業だけでなく、新年(1月1日)、香港返還記念日(7月1日)、中国国慶節(10月1日)など重要な日にも五星紅旗を掲揚しなければならない。また、毎週1回は「国旗掲揚式」をおこない国歌を歌うことが義務付けられる。

 香港教育局の報道官は「国旗と国章、国歌は国家の象徴」とし、「すべての国民が必ず尊重しなければならない」と強調。また「国民の身分に対する共同体意識を育てることは、小中高教育の重要な学習趣旨の中の1つで、学校教育の責務」とし、「教育局が先に言及した日だけでなく、卒業式や体育大会(運動会)など重要な日と特別な場所で国旗掲揚式をおこなうよう強く勧告する」と述べた。
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