米フェイスブックの「レイバン・ストーリーズ(Ray-Ban Stories)」(画像提供:wowkorea)
米フェイスブックの「レイバン・ストーリーズ(Ray-Ban Stories)」(画像提供:wowkorea)
香港の調査会社カウンターポイントリサーチによると、ことし1~3月期における世界のXRヘッドセットの出荷量は前年同期比3倍近く増加した。このうち「オキュラス・クエスト(Oculus Quest)2」は累積販売量が460万台を記録。シェアも昨年10~12月期の42%から33%増えた。

XRヘッドセットと共にXR市場をけん引しているアイテムが、スマートグラスだ。

9月には中国の小米科技(シャオミ)が公開した、スマートグラスコンセプトの製品が話題となった。また米フェイスブックは、通常のサングラスのような見た目のスマートグラス「レイバン・ストーリーズ(Ray-Ban Stories)」を公開。米アップルもスマートグラス企業を買収して市場に進出しており、関連の特許も出願している。「アップルグラス」は、iPhoneとも連動して使えるとみられ、度数を調整できるレンズも導入される可能性がある。

韓国ではサムスン電子がスマートグラス事業に進出したとみられる。米アップルのスマートグラスのように、同社製品も「ギャラクシー」スマホと連動できるとみられ、一人称視点によるドローンの操縦も可能になるとの展望も出ている。

多くの企業がXRヘッドセットやスマートグラスなどXR機器開発に着手したのは、メタバース時代の到来を受け、関連市場に先駆ける目的がある。現在は視覚的な分野にのみ限定されているが、今後は触覚技術まで領域が拡大する可能性があり、活用範囲は無限だ。


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