2020年8月15日、ソウル市内での集会の様子(画像提供:wowkorea)
2020年8月15日、ソウル市内での集会の様子(画像提供:wowkorea)
韓国では裁判所が、ハングルの日の連休(10月9日~11日)期間の集会を全面的に禁止したソウル市の決定効力を一部停止し、制限的な条件の下で集会を許容するようにした。これは、1週間前の連休期間での集会の時と同じ基準である。

ソウル行政裁判所はきのう(8日)、提起された2件の集会の執行停止申請を一部引用して、先のように決定した。

裁判部は、この2件の集会は連休期間である9~11日に主催者を含め50人以内の集会だけを許容するようにし、これを超える範囲の集会への禁止処分は維持した。

また裁判部は、体温をチェックして37.4度以下の人だけが集会に参加し、名簿を作成して2か月間保管するようにした。さらに「集会の参加者たちは特別なことがない限り互いに2メートル以上の距離を維持しなければならず、KF94レベル以上のマスクを着用しなければならない」と伝えた。

裁判部は「集会時間と規模・方法などを問わず、ソウル市内の一切の屋外集会を全面禁止するのは、新型コロナウイルス感染症の拡散防止の必要性を考慮しても、集会許可制を越えた過度な制限だ」とし「効力をそのまま認めるのは困難だ」と判断した。

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