尹錫悦候補(画像提供:wowkorea)
尹錫悦候補(画像提供:wowkorea)
国民の力(野党第一党)の大統領選候補たちは23日、ユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長の公約はほとんどが他の候補たちの公約を参考にしたものだと攻撃した。特にユ・スンミン(劉承旼)元議員は尹候補が外交安保公約の1つとして兵役義務を遂行した青年を対象に、請約5点加点の恩恵を提供するという公約が‘パクリ’だと主張した。これに対し、尹候補は「除隊した青年たち1人ひとりにインタビューして流出した公約だ」と反論した。

劉候補はこの日の午後、国民の力第2回大統領選候補者討論会で「与野党の候補のうち、(軍服務補償策として)住宅請約加点5点、兵役義務服務前の期間について国民年金クレジットを提供する。このように話したのは尹候補と私だけ」とし「米国政治では公約のパクリが深刻な問題」と主張した。劉候補は「パクったのではなく、専門家グループにいる関係者たちが除隊した青年たちを相手に1人ひとりインタビューをして集めたもの」という尹候補の反論に対し「インタビュー結果をつけろ」と要求した。

ホン・ジュンピョ(洪準杓)議員は、尹候補が他の候補たちの公約を寄せ集めた可能性を提示した。洪候補は「尹候補の公約は、与党(共に民主党)のチョン・セギュン(丁世均)元国務総理、イ・ナギョン(李洛淵)元党代表、ソン・ヨンギル(宋永吉)現党代表、そして劉候補の公約を混ぜたようだ」とし「核均衡公約も見ると国益優先主義だと話したが、それは私がした話だ。公約を自分の考えではなく、参謀たちが作ったとおりに発表するので問題が生じるのではないか」と尋ねた。尹候補は「公約は不動産専門家たちのアイデアに過ぎず、国益優先という言葉にも特許があるのか」と反論した。

ウォン・ヒリョン(元喜龍)元チェジュド(済州道)知事も「尹候補の小商工人の回生などの内容は私の公約と似ている」と主張した。元候補は「小商工人回生の公約は、私の公約をそのまま持ってきて使っているようなのだが」と尋ねた。これに対し尹候補は「政治宣言をする前から自営業および小商工人問題は関心が高かった」とし「自営業研究院長にも会い、この部分については私も専門家たちと一緒に研究に取り組んだ。元候補のこの政策も見習う点が多いと思う」と答えた。

元候補は「政策を持ってきて使うのはいいが、ニックネームが新たに1つ付いた。『コピー忍者』というのだが知っているか」とし「アニメ『NARUTO』に出てくる人気キャラクターだ。我々はワンチームなので、複数の候補者の公約を持ってきて使うことはあり得る」と述べた。

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