韓国の新型コロナ新規感染者数は1700人台に達するものと予想された(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナ新規感染者数は1700人台に達するものと予想された(画像提供:wowkorea)
韓国では大規模な人口移動のあった秋夕(チュソク・中秋節)の連休が終わったことで、新型コロナウイルス感染症の流行推移が注目される中、きょう(23日)の午前に発表される一日の新規感染者数は1700人台に達するものと予想されている。韓国では連休により検査件数が減っているにもかかわらず、先週の金曜日から今週の月曜日までの4日間は連続して「曜日の最多」を記録するなど、拡散の勢いが収まらない状況である。防疫当局は人口移動の影響が本格的に表れる来週から感染者がだんだん増加する可能性があると判断し、状況を注視している。

きょう、中央防疫対策本部によると、防疫当局とソウル市など各地方自治体が前日0時から午後9時までに(中間)集計した新規感染者は計1603人で、その前の日同時間の1541人より62人多かった。最近の夜間における発生の推移を踏まえると、最終集計値は1700人前後、多ければ1800人中盤に達するものと予想されている。

中央災難安全対策本部のカン・ドテ第1総括調査官は前日の会議で「秋夕の連休が終わろうとしているが、新型コロナの拡散は続いている」とし「連休前から続いている首都圏の拡散は、依然として深刻な状況だ」と語った。つづけて「連休期間における移動量の増加により、これまで多少停滞状態にあった非首都圏の防疫状態も再び悪化する可能性がある」とし「積極的な診断検査が重要な時だ」と強調した。

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