「ジョブマーケット」を運用するキョンボク(慶北)女子商業高校(画像提供:wowkorea)
「ジョブマーケット」を運用するキョンボク(慶北)女子商業高校(画像提供:wowkorea)
雇用労働部は6月から8月まで、特性化高校(特定分野の人材育成を目的とする高校)62校を対象に「徒弟準備課程(ジョブマーケット)」を運用した結果、730社に1403人の生徒が就業する成果を上げたと明らかにした。

就業した生徒は9月から、学校と企業を行き来しながら「仕事・学習平行」を開始する。高校における「仕事・学習平行」は、特性化高校の生徒を2学年から学習勤労者として採用し、学校と企業を行き来しながら理論と実務を習得させる、現場中心の教育訓練制度だ。

「ジョブマーケット」は昨年12月にテスト事業を経て、ことし上半期から62の特性化高校で拡大運用している。「ジョブマーケット」は学生と企業が「仕事・学習平行」の開始前、情報共有や企業見学、職務体験、集団面接を行うことで、企業側は適当な人材を、生徒側は希望の企業を、それぞれ選ぶことができるようにするプログラムだ。

具体的に生徒は就業前の企業紹介、および職務分野の映像資料、企業関係者の説明などを通じて十分な企業情報を得た後、3社以上との面接を経た後、自身が希望する企業を選択する。

今回の「ジョブマーケット」では企業による紹介資料配布以外に、生徒を対象とした別途の説明会が開催された一方、生徒側は自己紹介書以外にポートフォリオを作成して面接時に活用するなど、就業現場で制度が自然に発展していく様子もみられた。

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