カカオの金範洙議長(画像提供:wowkorea)
カカオの金範洙議長(画像提供:wowkorea)
米ブルームバーグが集計した世界500大富豪の順位(20日基準)によると、サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)副会長が世界212位、カカオ創業者のキム・ボムス(金範洙)議長が225位、セルトリオングループのソ・ジョンジン(徐廷珍)名誉会長が238位、リウム美術館のホン・ラヒ(洪羅喜)前館長が434位、ネクソン創業者のキム・ジョンジュ(金正宙)氏が476位と、韓国人5人が名を連ねた。

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李在鎔副会長の財産は約111億ドル(USD)で、金範洙議長の財産である約106億ドルより5おく多いと推算されている。

これに先立ち金議長は6月14日、財産額を127億ドルとし、李会長(当時約126億ドル)を初めて超えた。今年上半期にカカオの株価上昇率は109.24%まで跳ね上がり、金議長の財産(6月23日基準)も李副会長と26億ドルの差がついた。

しかし7月、金融当局がカカオに対する「市場独占および不当な圧力」関連の規制推進を予告したことで、カカオの株価は17日までに22.4%下落した。これにより時価総額は15兆3522億ウォン減り、金議長の財産もまた14日時点で約111億ドルへと縮小した。

これに対し金議長は同伴成長に向けた方策の発表を通じて、ケイキューブ・ホールディングスを社会的企業に転換するほか、同企業に在職中の家族もすべて退職すると明かした。会社の所有権が金議長の手から離れれば、今後ケイキューブ・ホールディングスが保有していたカカオの持分10.59%(評価価値5兆6230億ウォン)は、金議長の財産から除外される。この場合、金議長によるカカオの持分は3.3%へ減って財産も40%以上縮小することになり、韓国人富豪の5位圏内からも脱落するとみられている。



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