「足を踏んだら謝れ!」 顔を120回殴った20代に懲役7年=韓国(画像提供:wowkorea)
「足を踏んだら謝れ!」 顔を120回殴った20代に懲役7年=韓国(画像提供:wowkorea)
足を踏んだという理由で同じ病棟に入院している患者の顔などを120回あまり殴って殺害しようとした20代が控訴審でも重刑を言い渡された。

20日、法曹界によると、クァンジュ(光州)高裁チョンジュ(全州)裁判部第1刑事部は、殺人未遂罪で起訴されたA被告(22)に対する控訴審で、被告人と検事の控訴を棄却し、懲役7年の判決を下した原審を支持した。

A被告は今年3月8日の午後8時ごろ、チョルラプクド(全羅北道)イムシル(任実)郡の療養病院の廊下で患者のB氏(52)の顔などを無差別に暴行し、殺害しようとした容疑で裁判にかけられた。

精神分裂などで治療を受けていたA被告は、同じ病棟に入院したB氏が自分の足を踏んで謝らなかったという理由で、B氏の頭や目、顔などを120回あまり殴ったという。A容疑者による無差別な暴行で、B容疑者は全治12週間と診断され、治療を受けた。

1審では「被告人の暴行は生命活動に重要な役割を果たす脳のある頭部や顔の部位に集中した。打撃の回数や程度、反復性などから、被告人は被害者を殺害しようとしたものと思われる」として懲役7年の判決を言い渡したが、被告人と検事は量刑の不当などの理由で控訴していた。

控訴審の裁判部は「被告人は被害者を殺害する目的がなかったと主張するが、犯行は殺人の結果を招くことになりかねず、殺人未遂が認められる」とし「様々な量刑条件などを考慮して刑を決めた原審の判決が適切と思われる」と量刑理由を明らかにした。

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