韓国のキム・ヒョンジョン大統領秘書室 外交安保特別補佐官(画像提供:wowkorea)
韓国のキム・ヒョンジョン大統領秘書室 外交安保特別補佐官(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権で国家安保室第2次長を務めていたキム・ヒョンジョン大統領秘書室 外交安保特別補佐官は、与党“共に民主党”の次期大統領選予備選候補者であるイ・ジェミョン(李在明)キョンギド(京畿道)知事について「米中覇権競争時代と危機に強いリーダーシップがある」として、事実上の「支持宣言」をした。

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キム特別補佐官はきょう(20日)「周りにはイ(李在明)候補を不安に思う方々が多少いるが、私はそのようにみてはいない。イ候補はパイを育てることのできる市場主義者であり、手続きを重視する民主主義者だ」と語った。

また「ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権と文政権に身を置く中、次世代の潜水艦・超音速巡航ミサイル・偵察衛星の重要性を切実に感じた」とし「いまや我々は、米中覇権の無限競争時代に対応する準備をしなければならない。米国と中国はすでに技術戦争に突入した」「我々がどのように準備し対応するかによって、危機をチャンスに変えることができる」と強調した。

つづけて「日本は2019年、経済産業省に経済安全保障室を設置し、安保の観点で技術・産業政策を推進している。わが国も現在の40万人の核心技術人材を、少なくともさらに10万人増やすべきだ」とし「技術を育てるのと同様、守ることも重要だ。これまでの産業競争力に加えて、技術安保の観点で対応体系を整備しなければならない」と説明した。

キム特別補佐官は「米韓軍事同盟・米韓経済同盟(FTAと通貨スワップ)、ここにファイブ・アイズ(米国主導の機密情報共有同盟)の加盟も考慮しなければならない」とし「親米・反米のドグマ(教理・主義)を超えた問題である。国益と国格における重大な次元で必要なことだ」と語った。

つづけて「2頭のクジラがぶつかり合う時代に、我々は太平洋のイルカとなって世界を遊泳しなければならない」とし「与野党を超えて、柔軟で洞察力と見識のあるリーダーが執権すべきだ。有能な指導者に必ず必要な資質は、その時々に必要な決定をすることだ」として、イ候補を言及した。

さらにキム特別補佐官はイ候補について「危機を直感して決断し、出口を切り開いていく卓越した能力がある」と評価した。

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