“八百長の疑い”韓国元プロ野球選手ユン・ソンファン、懲役1年(画像提供:wowkorea)
“八百長の疑い”韓国元プロ野球選手ユン・ソンファン、懲役1年(画像提供:wowkorea)
韓国のプロ野球サムスンライオンズの元投手ユン・ソンファン被告が八百長に関わった疑いで裁判にかけられ、実刑を言い渡された。

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 テグ(大邱)地裁は14日、国民体育振興法違反の疑いでユン・ソンファン被告に懲役1年と追徴金2億350万ウォンを言い渡した。

 裁判部は「被告の犯行でプロスポーツの根幹を毀損(きそん)し、これによる国民への衝撃と影響は莫大とみられる」とし、「プロスポーツの客観性、公正性を毀損し、厳重な処罰が避けられない点、実際に八百長が行われなかった点などを総合した」と量刑の理由を明らかにした。

 これを前にユン・ソンファン被告は昨年9月、A氏から「週末の試合の際、相手チームに1回に四球を許し、4回前に一定の点数以上を失点する内容で八百長をしてほしい」と依頼され、現金5億ウォンを受け取った疑いをもたれている。

 その後、ユン・ソンファン被告は昨年8月21日に行われたSKとの試合で1回だけで4つの死四球を許したため疑われた。

 また、彼は受け取った金を不法賭博に使用した疑いももたれている。

 このような情報提供を入手した警察は捜査を開始。その後、検察へ移されたユン・ソンファン被告は去る6月25日「証拠を隠滅したり逃走する恐れがある」として拘束された。

 一方、ユン・ソンファンは2015年に海外遠征賭博事件が浮上し、同年の韓国シリーズエントリーから除外されるなど苦しんだ。また、昨年9月、詐欺容疑で告訴されるなど物議を醸し、同年11月にチームから放出された。

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