妻を日本刀で殺害した夫の身元情報公開を求める国民請願があがる=韓国(画像提供:wowkorea)
妻を日本刀で殺害した夫の身元情報公開を求める国民請願があがる=韓国(画像提供:wowkorea)
離婚訴訟中である妻を、妻の父の前で日本刀で殺害した容疑を受けている40代男性A氏が警察に捕まったが、この男性の身元情報を公開すべきだという請願が上がった。

去る7日青瓦台(大統領府)国民請願掲示板には、「服を取りに来いと呼んで、離婚訴訟中の妻を殺害した加害者の身元公開を請求します」というタイトルで請願が上がった。

これに先立ち、A氏は去る4日午後2時ごろソウル市カンソ(江西)区の自宅で所持品を取りに来た妻B氏と口論をし、1mを越える日本刀で数回切りつけ殺害した。A氏はB氏と去る5月から別居しており、離婚訴訟中だったという。

ソウル南部地方裁判所は、A氏は証拠を隠滅し逃走する憂慮があると拘束令状を発布した。

これに対し請願人は、「夫A氏は去る5月から妻と別居し、離婚訴訟中だった。被害者B氏は”子供たちの服を取りに来い”というA氏の言葉を聞き、父親と一緒にA氏の家に向かった」と話した。

続けて、「B氏は数年前から家庭内暴力と脅迫があり、訴えてきた。殺人は犯罪だ。加害者の身上公開を求める」とした。

また、去る5日にはオンラインコミュニティー「ネイトパン」では「日本刀で殺害された妻の友人です。どうか助けてください」というタイトルの文章が掲載された。

亡くなった被害者B氏と高校生の時から親友だと自身を紹介した投稿者は、「最近も会っていた友人にこんなことが起きたというのが、信じられない。誰か助けて欲しい」と訴えた。

投稿者は「(B氏が)これまでとても大変だったと言っていた。家庭内暴力に位置追跡アプリ、録音機をリビング、寝室、子供たちの部屋に設置し、車のドライブレコーダーまでチェックされ、誰にも会えないようにし、話を聞かないなら子供たちの前でも暴力を使ったという」とし、「どうしてこれまで一人で耐えてきたのか、と聞くと家族や友人たちにも連絡できないようにされたと言っていた」と主張した。

続いて投稿者は「口論の後に夫A氏が、B氏を脅しながら子供たちの前で首を絞めたようだ。日本刀を数度取り出して殺すと言い、日本刀は脅す時に使っていたと言っていた」とし、「怖くて片付けると、探してきてベッドに置いていたと言っていた」と伝えた。

以降B氏はA氏を避け子供たちと一緒に家を出たが、金銭的な問題で苦しんでいたという。今回はA氏が「服を取りに来い」というので父親と一緒に家に向かったが、ドアの暗証番号が変えられていて入れなかった。A氏に暗証番号を教えて欲しいと連絡すると、行くまで待てと言われ会うことになり、B氏が家に入って2~3分も立たないうちに事件が起きたという。

また投稿者は、「(A氏が)自首すると通報したという事は事実ではない。近所の人たちがまず通報し、その次にB氏の父が通報した」と主張した。

また、「若い年齢で非業の死を遂げた私の友人の冥福を祈ってほしい。加害者にも正当な対価を払ってもらえるよう、どうか助けて欲しい」と訴えた。
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