ソウル江西警察署は4日、殺人の疑いを受けている40代の男性Aの拘束令状を申請したと発表した。
Aは前日の午後2時頃、ソウル江西区禾谷洞の集合住宅で妻を凶器で殺害した疑いを受けている。
この日、MBCの報道によると、5月から別居していた被害者は、「子供たちの服を持っていけ」と夫のAに言われ、父親と一緒にAの家を訪ねた際に被害に遭った。
Aと被害者は離婚問題で口論となり、被害者は自分の父親にこのシーンを撮影してほしいと言ったと伝えられた。これに激怒したAは家にあった1メートルほどの「日本刀」で妻を刺して殺害した。警察によると、犯行当時Aは酒に酔った状態ではなく、精神的な病歴等もないと伝えられた。
妻は数年前からDV(家庭内暴力)や脅迫を訴えていたことが伝えられた。
被害者の父親は、「口論すると必ず凶器で威嚇した。(以前にも)娘から電話が来て『お父さん、私を助けて』と言った」と述べた。
Aは離婚を望んでおらず、先月には裁判所の接近禁止命令に背いて夜遅くに家に訪ねてきたことが分かった。
Aは警察の調査で「とても興奮して状況を正しく覚えていない」と述べたと伝えられた。
被害者遺族はAの厳罰を要求した。
ネットユーザーたちも厳罰を求めている。「死刑にすべき。あんな人は生かしておく価値がない」、「被害者の父親も大きな衝撃を受けただろう。こんな悪魔のような人と、娘が今まで一緒に住んでいたと思うとさらに胸が痛いだろう。社会と永久に隔離して厳重に処罰してほしい」などの反応があった。
一方、警察は正確な犯行動機と経緯などを調査中だ。
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