ソウル警察庁、民主労総委員長を拘束…「文政権の宣戦布告、10月総スト」(画像提供:wowkorea)
ソウル警察庁、民主労総委員長を拘束…「文政権の宣戦布告、10月総スト」(画像提供:wowkorea)
ソウルの都心で数回にわたり不法デモを主導した容疑で拘束令状が発付された全国民主労働組合総連盟(民主労総)のヤン・ギョンス委員長が2日拘束された。民主労総は「ムン・ジェイン(文在寅)政権の宣戦布告」とし、強力に対応すると明らかにした。

ソウル警察庁の不法デモ捜査本部はこの日午前5時28分ごろ、ソウルの民主労総事務室に進入し、ヤン委員長に対する拘束令状を執行した。令状が発付されてから20日後のことだ。

ヤン委員長はことし5月から7月までにソウルの都心で数回にわたり不法デモを主導した容疑(集会およびデモに関する法律・感染病予防法違反など)を持たれている。

警察は先月18日に拘束令状の執行を試みたが、ヤン委員長がこれに応じなかったため、再度執行するとして撤収した。

民主労総は拘束令状の執行直後に声明を発表し、「民主労総殺しの決定版である委員長の強制連行を強く糾弾し、予定された10月20日の総ストにより対応し、これに報いるつもりだ」と明らかにした。

続いて、「現場の労働者らの怒りを爆発させるだろう」とし、「過去、どの政権も労働者の怒りを越え、よい結果で任期を終えることができなかったという点を想起せよ」と付け加えた。
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