監視カメラが設置された手術室(資料写真)=(聯合ニュース)
監視カメラが設置された手術室(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は31日の本会議で、病院の手術室内への監視カメラ設置義務化などを盛り込んだ医療法改正案を可決した。 改正案は手術室内に外部ネットワークとつながっていない監視カメラの設置を義務付けるもので、公布から施行まで2年の猶予期間が設けられる。 患者の要請があった場合に撮影が義務化され、閲覧は捜査や裁判に関連する公共機関の要請がある場合や、患者と医療関係者双方の同意がある場合にできるなどの内容が盛り込まれた。 正当な理由があれば病院側が撮影を拒否できるとの例外条項も設けられた。 手術室内への監視カメラ設置を巡っては、違法な医療行為や医療事故の防止を求める市民団体側と、医療行為の萎縮を懸念する医療界側で賛否が分かれていた。
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