北朝鮮「アフガニスタン情勢は米国のせい」非難高まる=韓国報道(画像提供:wowkorea)
北朝鮮「アフガニスタン情勢は米国のせい」非難高まる=韓国報道(画像提供:wowkorea)
アフガニスタン混乱の事態に、中国とキューバ、シリア、イランなど、米国を批判する声が出てくる中、北朝鮮がこれについて言及し、再び米国を間接的に批判した。

北朝鮮外務省は24日、中国外交部報道官と、キューバ、シリア、イランの外相がアフガニスタン情勢について、米国を糾弾する旨の発言をしたことを相次いで伝え「米国に対する国際社会の非難が高まっている」と述べた。

北朝鮮外務省は「民主主義モデルをアフガニスタンに強要しようとした米国の20年間の努力が、失敗に終わった今回の事態は、米国が民主主義の価値観について、言葉と行動が完全に異なっていることを、世界にさらけだすことなったと主張している」と伝えた。

続いて「アフガニスタンで発生した重大な変化は、外部の民主主義を強要、植え付けることは長くは続かないということを改めて示した」と述べた中国外務省報道官の発言を引用し、北朝鮮も同じ立場であることを示唆した。

また、外務省はホームページに掲載した別の記事で、キューバと、シリア、イランの外相、ナイジェリア前大統領などが、アフガン情勢について、米国の責任を指摘した発言を言及した。

それとともに「アフガニスタン情勢について、米国に対する国際社会の非難は、日を追って高まっており、多くの国が外勢への依存は、亡国の道であるという教訓を刻んだ」と非難した。

一方、キューバの反政府デモについて「キューバの政府と国民は、米国の制裁封鎖策動に団結力で対抗し、抗議を果敢に展開している」と支持を示した。

これに先立ち、今月13日、リ・ソングォン外相の談話を通じて、キューバの反政府デモについて、米国の責任を糾弾した外務省は、同日、パク・リョンホ朝鮮・ラテンアメリカ協会書記長名義の文章でも、米国の干渉に対抗するキューバ政府と国民の抗議を応援した。

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