韓国の新規感染者「1372人」…首相「国民が共感できる防疫戦略を立てねば」(画像提供:wowkorea)
韓国の新規感染者「1372人」…首相「国民が共感できる防疫戦略を立てねば」(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナウイルス新規感染者は31日午前0時基準で1372人を記録した。56日連続の4けた台だ。2週間ぶりに1300人台となったが、総検査数が減少する「週末効果」の影響を受けたものとみられる。普段の平日の集計値が反映される来月1日から感染者が再び2000人前後に増加する見通しだ。首都圏感染者の割合は通常の60%台から大きく跳ね上がり71%となった。

キム・ブギョム(金富謙)首相は来月3日に発表する防疫レベル調整案、秋夕(チュソク、中秋節)連休の特別防疫対策などを含む1か月間の防疫戦略を確定すると明らかにした。

31日中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は1372人と集計された。国内発生の感染者は1333人、海外流入の感染者は39人で、累積感染者は25万1421人だ。

重症者は409人、死亡者は1人で、累積死亡者は2285人(致命率0.91%)だった。

同日の国内発生基準の首都圏感染者は944人で感染者全体の71%を占めた。具体的な地域別の感染者現況は、ソウル452人、キョンギ(京畿)道420人、インチョン(仁川)72人だった。このほか、プサン(釜山)44人、テグ(大邱)50人、テジョン(大田)34人、チュンナム(忠南)38人、キョンナム(慶南)56人など、全国で感染者が発生した。

金首相は新型コロナウイルス中央災難安全対策本部会議で、「今週金曜日の対策本部会議では秋夕の連休を含む約1か月間の防疫戦略を議論し確定する予定」と明らかにした。

そして、「1つ明らかな点は、防疫を生活の中で実践する国民が共感し納得のできる方案をつくらなければいけないということ」とし、「そうすることで現場の受容性が高まり防疫の効果が極大化される」と強調した。
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