【ソウル聯合ニュース】「マスクなしパーティー」の開催で物議を醸した在韓米軍の烏山空軍基地で、30人以上の新型コロナウイルス感染が新たに確認されたことが27日、分かった。 韓国軍消息筋と疾病管理庁によると、ソウル近郊・京畿道平沢市にある米烏山空軍基地で、26日から27日にかけて33人の感染が判明した。中でも韓米合同軍事演習最終日の26日に多くの感染者が確認され、ここには演習の参加者も複数名含まれているという。 これを受け、韓国軍当局も将兵約800人に対する新型コロナ検査を実施した。これまでに韓国の将兵の感染は確認されていない。 烏山空軍基地を巡っては、基地内のクラブで21日にマスクなしでのダンスパーティーが開催されたことが明らかになり、物議を醸した。 京畿道は7月中旬から、新型コロナ感染防止策「社会的距離の確保」のレベルを最も高い第4段階で維持している。また、在韓米軍は韓国保健当局の防疫指針とほぼ同様の独自防疫指針を運用していることから、指針違反だとの批判が出ている。平沢市は烏山基地の部隊に文書を送り、強い抗議の意を伝えた。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40