韓国史上最悪の性犯罪「n番部屋事件」、“ブッダ”カン・フン被告、二審も懲役15年(画像提供:wowkorea)
韓国史上最悪の性犯罪「n番部屋事件」、“ブッダ”カン・フン被告、二審も懲役15年(画像提供:wowkorea)
韓国史上最悪のネット性犯罪といわれる“n番部屋事件”で、Telegram(テレグラム)内チャットルーム「パクサ(博士)部屋」のナンバー2として活動し、チョ・ジュビン被告とともに被害者を脅迫し、性的搾取物を製作・配布したとして起訴された“ブッダ”ことカン・フン被告(20)が、二審でも懲役15年を言い渡された。 電子足輪装着命令請求は「再犯の可能性がない」という理由で再び棄却された。

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 ソウル高裁刑事9部(ムン・グァンソプ裁判長)は26日、児童・青少年性保護法上のわいせつ物製作・配布と犯罪団体組織などの疑いで起訴されたカン・フン被告に対する控訴審判決公判で、検察とカン・フン被告の控訴をすべて棄却し、一審と同じ懲役15年の判決を言い渡した。

 裁判部は「カン・フン被告はチョ・ジュビン被告とともに博士部屋を組織し、被害者を脅迫して、管理者として活動しながら犯行に加担し続けていたため、罪質がよくない」とし「組織的に行われた犯行で、博士部屋の管理、被害者の物色・誘引、博士部屋の広告、性搾取物の製作・配布、収益金の管理など、博士部屋の組織で必須業務を担当した」と量刑の理由を説明した。

 続けて「女性、特に若い女性児童・青少年を性的に奴隷化し、取引対象や経済的利益追求対象にして人権を侵害し、博士部屋の利用者らの誤った性的欲求を満たした」とし「SNSなど仮想空間を性犯罪の温床にし、歪んだ性的文化を社会に定着させた」と指摘した。

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