ソウル市教育庁は23日、管轄内の学校で下着に関する校則を定めている31校の女子中学・高校を対象に、第1次特別コンサルティングを進めて、これまでに6校が下着と靴下などの色を定めた校則を削除または改正したと明らかにした。
これらの学校を除いた残りの25校は年末までに措置をとる方針だ。来月までに校則を見直す予定の学校は8校、10~12月に見直す予定の学校は17校にのぼる。
これに先立ち、ソウル市教育庁は今年6月から校則に定められている下着や靴下、ストッキングの色など、過度な服装規定を定めている女子中学・高等学校の是正コンサルティングを進めてきた。
今年3月、ソウル市議会などでソウル市内の女子中学・高校のうち31校では、未だに下着を着用することや色、柄、透けて見える程度などについて規定しているという指摘があり、それらに対する後続措置がとられた。
当時、一部の女子中学・高校では「夏服ブラウスの中には模様がない白の下着を着る」であったり、「下着は模様のない白を除くすべてのものはペナルティを科す」など、生徒の人権侵害となりうる校則が残っていることが把握された。
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