大学生の感染者 7月一日平均49.4人…大学の感染症対策に力を入れなければ = 韓国(画像提供:wowkorea)
大学生の感染者 7月一日平均49.4人…大学の感染症対策に力を入れなければ = 韓国(画像提供:wowkorea)
13日、ユ・ウネ副首相兼教育部長官は「3月から6月まで月平均20人を超えていた大学生の感染者数が7月に入り1日平均49.4人となり、最近20代の感染事例が急増している。大学内外の感染症対策をしっかりと行なっていかなければならない時だ」と述べた。

 この日、ユ副首相はソウル チョンノ(鍾路)区 政府ソウル庁舎で開かれた「大学緊急防疫点検」オンライン会議に出席し「最近、大学生の感染も 20代の感染増加の流れに含まれている」と述べた。

 ユ副首相は「 大学と自治体、保健所間でホットラインを準備し、徹底した合同感染症対策システムの準備をお願いする。大学外の複合利用施設、学生たちが多く利用する施設は自治体で点検を強化していただき、感染症対策を行なっているかどうかを確認していただきたい」と述べた。

 また、サマースクールが行われている大学では図書館と食堂、寮、講義室、などの学校施設に関して徹底した感染症対策管理をしていただきたいと付け加えた。

 特にデルタ株などの変異株の拡大が続いており、大学と自治体間での協力システムの構築を強調した。

 ユ副首相は「海外の変異株の拡大が続いていおり、留学生の入国による国内流入を防ぐため、大学と自治体間で協力システムの構築と抜け目のない管理が必要な時だ。各大学は学生の入国時期に関する管理と情報を共有し、自治体は隔離の管理と施設の確保がスムーズに行われるよう協力して対応していただきたい」と要請した。

 また「8月からは満18歳〜49歳でワクチンの接種が予定されており、国民だけでなく外国人も接種が可能なだけに接種センターの場所や予約方法に関する情報を多言語で制作して案内していただくことをお願いしたい」と述べた。

 ユ副首相は「秋学期に大学の日常を取り戻すための前提条件がまさに今の再流行危機を克服することだ。教育部も現場のいくつかの問題点と支援要請事項に耳を傾け、最善を尽くし支援していく」と付け加えた。

 この日のオンライン会議は、首都圏を中心に20代の感染者が急増している状況で自治体と大学間で協力した感染症対策システムを構築するために行われた。ユ副首相は大学と自治体に新型コロナウイルスの対応案を共有して、大学生に対するワクチン接種の奨励、秋学期外国人留学生の入国時期・隔離管理、臨時隔離施設の点検及び管理、在留外国人留学生に向けた他言語での感染症対策情報の提供などに関連した協力を要請した。
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