韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は今日(9日)、米議会内韓国研究会(CSGK)代表団を青瓦台(韓国大統領府)で接見し、米韓同盟と朝鮮半島の平和に対する関心を求めた。一方 ヤング・キム米下院議員は、北朝鮮の人権状況への関心を求めた。

文大統領はこの日の午前、アミ・ベラ議員とヤング・キム議員のCSGK共同議長と、米コリアソサエティのトーマス・バーン会長、米国連邦議員経験者協会(FMC)のSabine Schleidt最高運営責任者などを青瓦台で接見した。

文大統領は「去る5月の訪米時の 米議会による歓待を忘れることはできない」とし「上下院全てが 私の訪問を歓迎する決議案を発議し、下院指導部懇談会の場では 強固な米韓同盟と朝鮮半島平和プロセスに対する支持を送ってくださった」と伝えた。

文大統領は「韓国と米国は 先日の米韓首脳会談をきっかけに、一層 包括的で互恵的な戦略同盟へと、新たな協力の章を開いた」とし「米韓の発展をしっかり下支えしてくださった米議会の役割に 深く感謝申し上げ、米韓同盟が最も模範的な同盟へと発展し 朝鮮半島を恒久的な平和へと導いていけるよう、変わらない関心を支援をお願いする」と語った。

ヤング・キム議員は「私は 韓国が生んだ娘として、米国に移民として行った」とし、韓国語で「実家に戻ってきた気分だ。歓迎してくださってありがとう」と語った。

ヤング・キム議員は特に、北朝鮮の人権に対する支援を強調し「私が特別にお願いしたいことは、現在 中国に拘束されているキリスト教信者である脱北者2家庭に対して、関心をもってくださることを切にお願いする」と具体的に語った。

つづけて「現在 北朝鮮は封鎖されているが、北朝鮮が再び国境を開いたときには この家庭たちは北へと戻され、その場合 どのような不幸なことが起きるのかは、明白だ」と懸念した。

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