＜女子ゴルフ＞五輪2連覇を狙うパク・インビ、「五輪は切迫感を引き出す」

“ゴルフの女帝”パク・インビがオリンピック（五輪）2連覇へ向けた強い意欲を示した。

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　パク・インビは先月30日、マネジメント会社を通じて「2度目の五輪出場は私の夢であり、今年最も重要な目標だった」とし「目標を達成できて気分がよく、リオ五輪以降5年間、良い技量を維持できたという点で自負心を感じている。重い責任を感じながら頑張りたい」と2大会連続五輪に出場する心境を伝えた。

　パク・インビは2016年リオデジャネイロ五輪で116年ぶりに行われた女子ゴルフで金メダルを獲得し、女子ゴルフ初の「ゴールデンキャリアグランドスラム」を達成。5つのメジャー大会のうち4つ以上のメジャー大会で優勝し、五輪で金メダルを取った選手はパク・インビだけだ。

　パク・インビは先月29日に発表された女子ゴルフ世界ランキングで3位に入り韓国人選手の中で、コ・ジンヨン（2位）に続き2番目に高い順位で東京五輪出場権を確保した。来る7月6日までに参加申請書を提出すれば韓国代表として五輪の舞台に立つ。

　パク・インビは「4年に1度開かれる五輪と1年に5つあるメジャー大会は与えられる機会から差があり、違う感じ」とし「五輪の舞台での金メダルは、全盛期とタイミングもよく合わなければならず、機会が少ないせいか今じゃないといけないという切迫感を引き出す」と五輪が与える意味を強調した。また「容易に来る機会ではないので、もっと大事なことだと思うし、金メダルとともに愛国歌が鳴り響いた瞬間には本当に何とも比較にならない達成感があった」と5年前にリオデジャネイロで金メダルを獲得し、表彰台の一番上に上がったことを思い出した。

　パク・インビは「韓国代表に抜てきされる過程がかなり大変だった」とし「そうやってこの場に来ただけに、五輪2連覇できる機会になったらうれしい。必ず金メダルを取って国威宣揚したい」と述べた。