中山防衛副大臣が台湾を「国」と表現したことが中国で報じられ、中国外務省が「言葉に注意せよ」と警告したと韓国メディアが報じている。

 複数の韓国メディアは29日、ロイター通信などを引用して中山防衛副大臣が先ごろ米シンクタンクでのオンライン講演で、日米など多くの国々が1970年代以降「一つの中国政策」に従ってきたが、それが正しい判断であったかは「分からない」と表明、中国による台湾への圧力に対して目を覚まし「民主主義国家」として台湾を守る必要があるとの見解を示したと報道。

 この発言をめぐり、 中国外務省の汪文斌 報道官は定例記者会見で「日本の政治家の発言に強い不満を伝えると共に、厳正な交渉を提起した」と明かした。

 また、汪報道官は「日本の政治家が中国の平和発展の事実を無視し、経済社会を発展を無理矢理非難した」とし、「中国の脅威を誇張して、公然と対抗しながら挑発している」と強く非難した。

Copyrights(C)wowkorea.jp 4