韓国国会は今日(29日)、日本政府による福島原子力発電所処理水の海洋放流決定に対する糾弾決議案を採択した。

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韓国国会 外交統一委員会は この日の総会で「日本政府による “福島原発放射能汚染水”海洋放出決定糾弾および汚染水の安全性確保のための積極的な対策要求決議案」を通過させた。

この決議案には 日本政府による福島原発処理水放出決定を強く糾弾し、日本政府が韓国をはじめとした隣接国家との緊密な協議の下で 放射能処理水の処理方式を決定することを求め、福島原発処理水事例に対する韓国政府の積極的な対応を求めるという内容が盛り込まれている。

この法案は この日、韓国国会の本会議で処理される予定である。

日本政府は今年4月、福島原発の放射能物質濃度を 法定基準値以下に下げた後、約30年にわたって海に放流することを決定した。実際 放流は、新たな設備建設などで時間がかかり、2年後に行なわれる予定である。しかし 処理水を放流するということに対して、韓国と中国などの隣接国はもちろん 日本国内でも反論が出ている。

韓国外交部のチェ・ジョンゴン(崔鍾建)第1次官は「政府は 今回の立案の主旨により、わが国民の健康と安全、わが水産業界に否定的な影響が及ばないよう、IAEA(国際原子力委員会)の検証チームに専門家が加わるなど、あらゆる外交的努力を果たしていく」と語った。

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