北朝鮮労働党の全員会議に対して「米国の対北朝鮮政策対応案の準備に重点」＝韓国統一部

韓国統一部は19日、北朝鮮が労働党中央委員会の全員会議で出した対外政策の路線について肯定的な評価を下した。

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統一部はこの日、記者団に配布した「党中央委員会第8期第3次全員会議の分析」という資料を通じて「非常防疫長期化の中で困難に直面している経済と人民の生活に対する改善対策、米韓首脳会談を通じて輪郭が明らかになった米国の対北朝鮮政策に対する対応案の準備に重点を置いた」とこのように評価した。

北朝鮮は15日から4日間にわたって労働党の全員会議を開催し、経済問題と対米路線など重要な対内外の政策について論議した。北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長は「対話と対決をすべて準備しなければならない。そして、経済難を必ず克服する」と誓った。

韓国統一部は「朝鮮半島情勢の安定的な管理を強調しながら、以前よりは自制されて柔軟なメッセージを発信した」とし「特に、これまで米韓が速やかな対話再開の必要性を引き続き強調してきた状況で、金正恩委員長が直接対話も準備されていなければならないと言及した点に注目する」と強調した。

続けて、「北朝鮮の対韓国・対米国の後続措置を注視しながら、朝鮮半島の安定と平和、南北間における人道主義の協力、南北・米朝間の対話再開のために積極的・能動的に対処していく」と明らかにした。