韓国野党「国民の力」支持率30%…2016年「国政壟断」以降の最高値

韓国野党「国民の力」の支持率が30%に達した。2016年の国政壟断事態以降の最高値だ。

韓国世論調査機関の韓国ギャロップが、今月15～16日に全国の18歳以上の1001人を対象に支持する政党を調査した結果、「共に民主党」31%、「国民の力」30%、「正義党」5%、「国民の党」5%などと集計された。

国民の力の支持率は前週より3%上昇した。一方、民主党の支持率は3週連続で31%だった。

国民の力の支持率30%は今年の再補欠選挙直後（4月3週目）に次ぐ2番目に高い記録で、2016年に国政壟断事態が本格化して以降の最高値だ。

国民の力の前身の政党が30%台を記録したのは、2016年10月初週（当時の「セヌリ党」30%）が最後だった。2017年5月の現政府発足後、民主党の最高値は2018年6月地方選挙直後の56%、最低値は今年5月2週目の28%だ。

年齢別にみると、民主党の支持率は30・40代で40%内外、国民の力は60代以上で45%、無党層の割合は20代で42%と最も高かった。

政治的性向別では、進歩層の56%が民主党、保守層の63%が国民の力を支持した。中途層では民主党30%、国民の力27%となった。