支援キットを受け取ったカンボジアの大学生が、感謝のメッセージを掲げている(KOICA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
支援キットを受け取ったカンボジアの大学生が、感謝のメッセージを掲げている(KOICA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府開発援助(ODA)を実施する韓国国際協力団(KOICA)は15日、新型コロナウイルス感染症に苦しむインドネシアとカンボジアにそれぞれ防疫製品と生活用品を届けたと明らかにした。

 インドネシアでは1日当たりの新規感染者数が7000人を超え、東南アジアで感染が最も深刻な国の一つとなっている。KOICAは地域の拠点病院の支援に重点を置き、ウオークスルー方式の検査ブース9台、PCR検査機30台、検査キット10万回分など、総額350万ドル(約3億8500万円)相当をインドネシアの保健・防災当局に寄贈した。

 カンボジアについては、KOICA海外ボランティア団が活動していたプノンペンをはじめとする9地域の16の教育機関に検温器や手指消毒液などを送った。また、生活困窮者やひとり親家庭、障害者など社会的弱者約3500万人にマスク、コメ、砂糖などを詰め合わせた支援キットを提供した。


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