30歳以上の将兵へのワクチン接種が始まった4月28日、海軍潜水艦司令部で問診表を作成する将兵(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
30歳以上の将兵へのワクチン接種が始まった4月28日、海軍潜水艦司令部で問診表を作成する将兵(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の夫勝チャン(プ・スンチャン)報道官は31日の定例会見で、30歳未満の将兵41万4000人に対する新型コロナウイルスワクチンの接種について、「来週(6月7日)から計画しており、基本的にファイザー製ワクチンの接種が行われる」と明らかにした。

 国防部は同日、国会国防委員会に提出した懸案報告資料で、「6~7月中にファイザー製のワクチンを接種する」としており、7月までに1回目の接種が終わるとみられる。

 接種を希望した30歳以上の将兵約11万6000人(接種対象者の88.1%)に対しては英アストラゼネカ製ワクチンで1回目の接種を終えている。

 一方、国防部は米国が韓国に提供する米ジョンソン・エンド・ジョンソンの製薬部門、ヤンセンファーマのワクチン100万人分については、6月中、30歳以上の予備役兵や国防・外交関係者のうち、希望者を対象に接種を行うと明らかにした。ヤンセンファーマのワクチンは1回の接種で済む。国防・外交関係者には現役幹部や軍務員と同居中の30歳以上の家族のほか、国防部や防衛事業庁、兵務庁、国防科学研究所などに勤務する公務員、軍部隊に出入りする業者らが含まれる。

 徐旭(ソ・ウク)国防部長官は国会でヤンセンファーマの輸送について、「空中給油輸送機(KC330)が水曜日(2日)に出発し、土曜日(5日)に到着する」と答弁した。


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