韓国統一相、現代グループ会長などと「面談」予定…統一省「金剛山観光の再開協議ではない」

イ・イニョン（李仁栄）韓国統一相は明日（6月1日）と4日に、クムガンサン（金剛山）観光グループの事業主であるヒュンダイ（現代）グループのヒョン・ジョンウン（玄貞恩）会長と、大韓ゴルフ協会アナンティグループのイ・ジュンミョン（李重明）会長と、それぞれ面会する。

韓国統一部（省）の報道官は 今日（31日）の定例会見を通じて「イ統一相は今週、南北経済協力企業などの関連団体の意見を聞くための日程を始める」と明らかにした。

つづけて「現代グループは 金剛山観光の事業社であり、アナンティグループは ゴルフ場建設などを通じて 金剛山対北観光事業に参加してきた」とし「イ統一相はこれまで、南北経済協力企業・人道協力団体など 民間協力の一般団体たちと疎通し続けてきたことから、今回の面談も このような疎通の努力の一環だ」と語った。

また「最近 米韓首脳会談を通じて、南北間の対話と協力を進展させていくことのできる条件が整った状況を踏まえて、事業社たちの多様な意見を聞くための次元で 面談が設けられた」と付け加えた。

ただ「今回の面談は、金剛山観光 “正常化”のための、具体的な再開案を協議する場ではない」と線を引いた。