このところ、新型コロナの流行はやや落ち着きつつある様相だが、感染拡大の勢いが弱まったとは言い切れない。週末に検査件数が減る影響で、週前半は新規感染者数がやや少なくなる傾向にある。
新たに確認された市中感染者411人を地域別にみると、ソウル市が129人、京畿道が127人、仁川市が10人で、首都圏が計266人と全体の64.7%を占めた。
首都圏以外の地域では、大邱市が31人、釜山市が16人、慶尚北道と慶尚南道がそれぞれ15人、光州市が13人、江原道が11人、全羅北道が9人、忠清北道が7人、大田市、全羅南道、済州道がそれぞれ6人、忠清南道が4人、蔚山市、世宗市がそれぞれ3人だった。
主な感染事例を見ると、ソウル市内のカラオケボックスで13人、京畿道水原市の教会に関係して11人の感染が確認されたほか、忠清北道陰城郡の企業で計10人、済州市で家族5人の感染が判明した。大邱市の遊興施設に関連した感染者は233人に増え、江原道春川市と原州市の遊興施設に関係する感染者もそれぞれ35人、48人と集計された。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは19人だった。このうち7人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの12人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から2人増えて計1959人となった。韓国国内の平均致死率は1.40%。重篤・重症患者は前日から1人減り、149人となっている。
30日の検査件数は1万3544件で、前の日に比べて480件少なかった。金曜日だった28日(3万1135件)と比べると半分以下だった。
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