「漢江・医大生事件」当時友人と二人で大量に飲酒…解剖結果で整理できるか=韓国(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」当時友人と二人で大量に飲酒…解剖結果で整理できるか=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の漢江公園で失踪し、遺体で発見された大学生故ソン・ジョンミン氏(22)と関連し疑惑が降り注いでいる中、発表を前に精密解剖で死亡した経緯が明らかになるか、関心が注がれている。

12日、放送局SBSによるとソン氏と友人A氏が購入したお酒はマッコリ3本と清酒2本、640㎖の焼酎2本と360㎖の焼酎2本などの相当量だ。

A氏は購入したお酒の大部分を飲んだと話していると明らかになっている。彼が帰宅する途中とそれ以降、両親と一緒に漢江公園を再び訪れた時も自身の体を支えられない姿が防犯カメラを通じて確認された。

A氏が当時状況に対し記憶が明確ではないとされている中、ソン氏とA氏が泥酔して吐き、眠ったソン氏をA氏が起こそうとしたという事が、警察の調査を受けた目撃者たちの共通した陳述だ。

ソン氏の父親は、息子の失踪当日である4月25日午前2時50分まで周辺にいた目撃者が撮った写真などを元に、A氏が倒れた息子の前で携帯電話ばかり触り、息子のポケットを漁る状況もあったと主張するなど、他の疑惑を提起した。

A氏を相手に各種疑惑がオンラインを通じて拡散され加熱する様相に対して、ヨム・ゴンリョンカトリック大学校行政大学院探偵学科教授は「(精密解剖結果で)大部分が落ち着くとみられる」と話した。

ヨム教授はこの日、韓国TBSラジオでこのように話し、「死因が何なのかが一番大事だ」とした。

彼は、「ソン氏が死亡した当時、溺死なのか溺死でないのかが捜査にあり、犯人を50%程度追うと考えられる。溺死をしたら水と関連しており、溺死で無いならまた違う死因を発見しなければいけない。」とし、「2番目に心臓まひや低体温症で死亡した場合、それはやはり解剖過程で一定部分明らかになる。結果により、捜査結果を発表すると思われる。」

しかし精密解剖結果で死亡した経緯までを知るのは難しいという意見もある。ある法医学教授は「溺死という死亡原因を明らかにはできるが、(解剖で)溺死に至る経緯自体を明らかにするのは難しい」とした。

しかし死亡した当時の血中アルコール度を把握することで、どのくらい酔っていたのか程度は充分に明らかにできると言う。ソン氏に対する精密解剖結果は今週末か来週初めに出る予定だ。

一方、警察はA氏に対し身辺保護に出ることにした。身辺保護措置は、A氏と彼の家族たちに対する身の上情報が過度に露出されたことによるものだと見られる。


Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 71