「漢江・医大生事件」目撃者1人追加で計7人に聴取…「陳述に一致する部分がある」=韓国(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」目撃者1人追加で計7人に聴取…「陳述に一致する部分がある」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国・ソウルのパンポハンガン(盤浦漢江)公園で医大生ソン・ジョンミンさん(22)が行方不明となり、その後遺体となって発見された事件で、追加で目撃者があらわれ、警察の調査を受けていることが分かった。

 7日、ソウル警察署は「漢江公園の大学生死亡に関連して目撃者が1名増え、聴取した」とし、「現在まで目撃者は5グループで7名だ」と明らかにした。

 これを前に警察は、当時現場にいた目撃者6人に対し参考人調査を実施したことを明かしている。警察によると、現場状況に対して、目撃者たちの陳述が一致する部分があることが分かった。

 警察は故ソンさんが失踪した時間帯のCCTV54台の映像を精密分析しており、現場に出入りした車両133台のドライブレコーダーも確認作業中だ。また、紛失したという友人Aさん所有のスマートフォン “iPhone8のスペースグレイ”の確保に全力をあげている。さらに、現場に一緒にいたAさんが、履いていた靴を捨てた経緯などこれまでに提起された疑惑に関してもあらゆる可能性を考慮し、捜査していると伝えた。

 韓国・中央大学1年に在学中だった故ソンさんは先月24日午後11時ごろから25日午前2時ごろまで、盤浦漢江公園の水上タクシー乗り場近くで、友人Aさんと共に酒を飲み眠った後、行方不明となった。そして30日の午後3時50分ごろ、遺体となって発見された。事故当時友人Aさんは、午前4時半ごろ目覚め帰宅。Aさんは「ソンさんが見えなかったため帰ったと思った」と陳述していることが分かっている。

 故ソンさんの遺族は去る4日、「疑わしい部分が多く、正確な死亡経緯の調査が必要だ」として、ソウル中央地検に陳情書を提出した。


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