「ホームトレーニングネットフリックス」ペロトン、相次ぐ事故で全マシンリコール(画像提供:wowkorea)
「ホームトレーニングネットフリックス」ペロトン、相次ぐ事故で全マシンリコール(画像提供:wowkorea)
米国のホームトレーニング器具販売チェーンであるペロトンが自社のランニングマシンを全てリコールすることにした。ランニングマシンと関連した事故が相次ぐことに対する措置だ。

5日(現地時間)CNBCによると、ペロトンはこの日の声明で「米国内でのトレッドプラス(Tread +)12万5000台とトレッド(Tread)1050台を安全上の懸念によりすべてリコールすることにした」とし「これらの使用を中止してほしい」と述べた。ペロトンは顧客に全額返金することにした。

先月、米国消費者製品安全委員会(CPSC)はペロトンのランニングマシンと関連して児童が死亡し、数十人が負傷する事故が発生すると、「使用を中止してほしい」と警告したが、当時のペロトンはCPSCのリコール勧告を受け入れなかった。ペロトンのこの日の決定は、初期対応から転じたものだ。

ペロトン最高経営責任者(CEO)は、「我々は最初からCPSCともっと協力すべきだった」とし「初期対応を失敗したことを謝罪したい」と話した。

ペロトンはコロナにより多くの恩恵を受けたといわれる。特にインターネットと接続する運動器具を通して、運動施設に行けなくてもトレーナーの指導を受けて運動することができるよう差別化し、「ホームトレーニングネットフリックス」と呼ばれた。

ペロトンのリコール措置により株価は急落している。この日の午後1時40分現在、ペロトンの株価は14.51%急落した82.67ドルで取引されている。
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