バイデン米大統領は「米国は離陸する準備ができた。米国は再び動き出す」と語った(画像提供:wowkorea)
バイデン米大統領は「米国は離陸する準備ができた。米国は再び動き出す」と語った(画像提供:wowkorea)
「100日間の救助と再建が終わり、米国は離陸する準備ができた。米国は再び動き出す」

就任100日を翌日に控えたジョー・バイデン米大統領は28日(現地時間)、就任後初の議会合同演説を通じて、全世界で新型コロナウイルス感染症を最も早く克服し 経済再建に成功したことに対して自信を表した。

また、バイデン大統領は米国内の「公共の敵」である中国との競争を打ち出して、4兆ドル規模のインフラおよび家族計画方案の議会通過を求めた。ワクチンにより全世界人を抱擁しようとする一方、中国をはじめとしたロシア・北朝鮮・イランなどの敵国に対しては警戒心を表した。中国を警戒するため「クアッド(Quad・日米豪印の4か国安保協議体)」をヨーロッパのNATO(北大西洋条約機構)のように育て、インド・太平洋地域の軍事配置を維持していくことを明らかにした。

バイデン大統領は65分間の演説の中で最も言及したのは、新型コロナ危機克服への自信であった。バイデン大統領は「今や100日にして語ることができる。危機をチャンスに変えることができる。100日間の救助と再建が終わり、米国は離陸する準備ができた」と強調した。

つづけて、21世紀にも米国が世界をリードするためには、中国などとの競争で勝たなければならないが、その武器として4兆ドルのインフラ投資案の必要性を強調した。

また、バイデン大統領は全世界のワクチン武器庫・気候変動への対応などを叫び、全世界の同盟強化を強調したが、同時に中国などの敵国には強い警戒心を表した。バイデン大統領は「紛争防止のために、インド・太平洋地域に強力な軍事駐屯を維持していく」として、クアッドにより中国をけん制する旨を伝えた。

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