ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領は ジョー・バイデン米大統領の招請により訪米し、首脳会談を開催すると、青瓦台(韓国大統領府)のチョン・マンホ国民疎通首席が今日(30日)会見を通じて明らかにした。
チョン首席は「新型コロナウイルス感染症による困難な状況でも、対面の首脳会談が早期に開催されることは、米韓同盟の重要性を示すものだ」とし「両首脳は今回の会談を通じて 米韓同盟の強固さを再確認し、両首脳と国民間の友情に基づいた両国間の包括的で互恵的な協力関係を拡大・発展させていくことを期待する」と語った。
つづけて「今回の会談では、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和定着の進展のための米韓間の緊密な協力をはじめとして、経済・通商など実質的な協力と気候変動・新型コロナなどグローバルな挑戦課題に対する対応および協力についても深く話し合う予定である」と付け加えた。
ただ 米韓首脳会談の具体的な日程内容は、まだ調整中である。
論議のテーマについても「調整中」とのことだ。青瓦台の高位関係者は“韓国をワクチン生産の「ハブ(中心地・拠点)」とする案を会談の議題とする”という報道に関して「新型コロナへの対応協力は(論議のテーマに)あるが、詳細なことは準備中で 具体的な内容を話し合う段階に至っていない」と語った。
また“クアッド(Quad・日米豪印の4か国安保協議体)”に関しては「クアッドに関する議題が確定したということは、全く事実ではない」とし「クアッドについては、開放性・包容性・透明性などの協力原則に当てはまり、国益および地域の平和・繁栄に役立つのであれば、いつでも協力するという立場を、幾度も伝えてきた」と語った。
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