オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が選挙期間の1月22日午前、ソウル市で1人暮らしをする高齢者を訪問している(画像提供:wowkorea)
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が選挙期間の1月22日午前、ソウル市で1人暮らしをする高齢者を訪問している(画像提供:wowkorea)
ソウル市の全世帯中、1人暮らしの割合が33.3%と過去最大を記録したことが明らかになった。

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ソウル市は昨年11月から2か月間、ソウル市内の4000世帯、9472人を対象に訪問調査を実施した。その結果、1人世帯は全体の33.3%と、2人世帯(25.8%)、3人世帯(20.6%)、4人世帯(19.2%)よりも多かった。

2018年の調査において1人世帯の割合は30.9%、2人世帯は25.3%、3人世帯は21.4%、4人世帯は21.1%だったため、2年間で1~2人世帯が増えた半面、3~4人世帯が減り、核家族化が進んだことが分かった。

1人暮らしする人を年齢別でみると、青年が41.2%ともっとも多く、これに高齢者(22.6%)、中高年(16.2%)が続いた。1人暮らしをする最大の理由は「職場・学校との距離」(48.6%)、「配偶者との離婚・別居・死別」(31.3%)、「個人的な便宜と自由のため」(10.2%)などの順に多かった。また1人暮らしでもっとも大変な点としては「体調不良の時や緊急時の対処」(32.5%)、「寂しさ」(23.3%)、「経済的な不安」(20.3%)が挙がった。

これに先立ち、ソウル市のオ・セフン(呉世勲)市長は1人世帯の総合対策を策定するため、4月19日にタスクフォースチームを結成した。ソウル市のキム・ソンスン福祉政策室長は「ソウル市が力を入れようとしている1人世帯向け政策を策定するため、今回の調査を基礎資料として活用しソウル市民の生活の質向上につなげたい」と話している。


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