北朝鮮「苦難の行軍は経済難とは結び付かない」世論操作にすぎないと主張(画像提供:wowkorea)
北朝鮮「苦難の行軍は経済難とは結び付かない」世論操作にすぎないと主張(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の「朝鮮新報」は14日、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が言及した「苦難の行軍」の意味は「経済難」と同義語ではないと反論した。

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朝鮮新報は同日、「『苦難の行軍精神』について知識のない勢力が経済難、生活苦と同義語として使い、北朝鮮の現状を制裁やコロナ、自然災害のいわゆる3重苦の脈絡で取り上げているのは、過去と同様に世論を誤った考えに誘導する手段にすぎない」と言及した。

これに先立ちキム総書記は6日から3日間行われた党細胞書記大会の結論で「党中央委員会や各政党組織、細胞書記がさらに強固な苦難の行軍をすることを決心した」と発言している。

メディアは、キム総書記が言及した「苦難の行軍」の意味について、「全人民に苦難の行軍精神をもつことを訴えたのは過去のこと」とした。

続いて「これは新しい5ヵ年計画の期間に国民が実質的な変化をもたらすための死生決断」とし「敵対勢力はもっと容赦なく北朝鮮の行く手を塞ごうとするだろう」と主張した。

また「『苦難の行軍』が物語るのは、過去よりも強大になった自分の力に対する信頼」とし「党大会決定貫徹のためのより激しい攻撃戦を予告している」と付け加えた。
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