双竜自動車の平沢工場(資料写真)=(聯合ニュース)
双竜自動車の平沢工場(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】企業再生を扱う韓国のソウル回生裁判所は15日、国内自動車5位の双竜自動車の更生手続き開始を決定した。 双竜は2008年の世界金融危機以降、深刻な経営難により09年1月に更生手続きを申請し、11年3月に終了したが、再び同手続き開始が決まった。 金融機関への返済に行き詰っていた双竜は昨年12月に日本の会社更生法の適用に当たる企業回生手続きを同裁判所に申請した。この際、手続き開始を3カ月間猶予する自律構造調整支援プログラムも申請していた。しかし、双竜の売却を巡る交渉対象者の米自動車ディーラー、HAAHオートモーティブが、裁判所が求めた期限(先月末)までに投資意向書を送らなかったため、裁判所はこれ以上手続きを遅らせることはできないとの立場を双竜側に通知した。その後、裁判所は債権者協議会と管理委員会に更生手続き開始や管理人の選任などに関する意見を確認する手続きを踏んでいた。
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