校内暴力で「代表資格はく奪」の双子姉妹、体育市民連帯「礼儀知らずの2次加害止めて…謝罪文を振り返って」=韓国女子バレー(画像提供:wowkorea)
校内暴力で「代表資格はく奪」の双子姉妹、体育市民連帯「礼儀知らずの2次加害止めて…謝罪文を振り返って」=韓国女子バレー(画像提供:wowkorea)
韓国女子プロバレーボール興国生命ピンクスパイダーズに所属する“双子姉妹”イ・ジェヨンイ・ダヨンが過去の校内暴力事実を暴露した人を告訴すると明かした中、体育市民連帯が「礼儀知らずの2次加害行為を直ちに止めることを願う」と促した。

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 体育市民連帯は7日、声明を発表し「『反省する』という言葉が色あせるように、突然校内暴力被害者を告訴するというイ・ジェヨン-イ・ダヨン姉妹は、本人たちが出していた謝罪文を必ず振り返ってほしい」と述べた。

 続けて、体育市民連帯は「『分別がなかった過去、無責任な言動で多くの方々を傷つけてしまいました。心より謝罪します』(イ・ジェヨンの謝罪文より)、『被害者が持つトラウマについて深い罪悪感を持ち、自粛し反省する姿を見せる(イ・ダヨン謝罪文より)』、これは単に怒った民心を鎮めるための見せしめのような行為だったのか」と批判した。

 また「一部の事実関係を正すという趣旨で告訴をするという行為は被害者を脅し、2次、3次加害行為を行うもの」と指摘した。

 体育市民連帯は「多くの国民がスポーツ界の暴力に後ろ指をさし、厳しい処罰を要求している姿が見えないのか」とし「選手生活をしながら、自分たちの背景を権力として利用し、被害者たちにした行為は決して幼稚な行為ではなく、それは明らかな暴力であり人権侵害だった」と述べた。

 さらに「反省の気持ちがあるのなら、今すぐにこれ以上校内暴力被害者に対する告訴進行を止めるべきだ」とし、「現在の姿まで成長しながら経験した被害者の苦痛に再び暴力を加える行為だ。2次、3次加害行為を直ちに止めろ」と促した。

 一方、6日、イ・ジェヨン-イ・ダヨン姉妹はことし2月、校内暴力被害を暴露したA氏に対して、法的対応を検討中だと明らかにした。イ・ジェヨン-イ・ダヨン姉妹側は暴露内容にあう部分があり、過ちを反省してはいるが、実際にはない内容まで含まれているため、自分たちも大きな被害に遭ったと主張している。

 これに対して、興国生命は「選手たちが個人的に弁護士を選任した後、法律手続きを踏んでいるため、クラブチームレベルで何か言うのは容易ではない。われわれも状況を見守らなければならないようだ」とし「クラブチームは告訴については徹底的に無関係な状況」と一線を引いた。

 一方、イ・ジェヨン-イ・ダヨン姉妹はInstagramに掲載した謝罪文を削除した状態だ。


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